第20回耳鼻咽喉科手術支援システム・ナビ研究会

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ご挨拶

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会長ご挨拶

会長ご挨拶

第20回
耳鼻咽喉科
手術支援システム・ナビ研究会

会長 春名 眞一

平成30 年11 月10 日(土)、宇都宮のチサンホテルで第20 回耳鼻咽喉科手術支援シ ステム・ナビ研究会を開催させていただきます。当教室が記念すべき20 回目の研究会を 担当させていただくことを大変光栄に存じます。
 本研究会は、ナビゲーションシステムの導入や発展を基にして、現在では多くの手術お よび診療に関わる器具や材料が範疇にあります。近年、光学機器をはじめ、多くの医療器 具が海外から導入されています。最近では、ロボット手術が最もホットな話題です。本年 4月にロボット支援手術が消化器外科領域をはじめ、多くの疾患に適応になりました。今 後は耳鼻咽喉科においても薬事承認となり、咽喉頭疾患を中心に次回の改定で保険収載さ れる見通しです。しかしながら、他科に比べて本邦での耳鼻咽喉科での手術、診療器具や 材料の開発は見劣りし、多くは海外メーカーからの輸入品です。この研究会から、新たな アイデアを見出し、企業との関連も高め、将来的には保険収載を目指して行けると良いで す。本年度に保険収載されたチタンブリッジを用いた喉頭形成術は良い例です。当科でも 栃木県のマニー社による鼻中隔縫合機器のセプタムスティッチⓇや鼻副鼻腔手術用のマ ニーENT ナイフⓇを開発しています。また材料開発の面でも、ステロイドや抗菌薬を含 有した吸収性資材も導入され、創傷治癒、炎症抑制や呼吸上皮化を促しています。
 宇都宮は東京から新幹線で約50 分と近距離でありますが、日光や那須といった一流の 観光地にも接しております。平成27 年は徳川家康没後400 年回忌にあたり、日光東照宮 では四百年式年大祭が催行されました。さらには平成の大修理により、陽明門も一新しま した。餃子は有名ですが、ジャズやカクテルは隠れた逸品です。是非、この機会に研究会 の合間に足を運ばれたらいかがでしょうか。
 教室員一同、会員の先生がたに満足していただけるように鋭意準備してまいりました。 ぜひ宇都宮での学問と余暇を堪能していただければと考えております。ご参加のほどよろ しくお願いいたします。